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告知は、人から人へ——ポスターを貼ってもらえるお店の見分け方

協賛

告知は、人から人へ——ポスターを貼ってもらえるお店の見分け方

小川 貴之2026年6月11日6分で読める

人が来るのは、SNSより「人伝い」

イベントの告知というと、まずSNSやネットへの投稿を思い浮かべる人は多いはずです。けれど協賛サポーターの小川貴之さんの実感は、少し違います。

「ネットの投稿への反応数よりも、実際に来てくれる人のほうが明らかに多いんです。割合的には、人伝いだったり、イベント伝いだったりで認知されて来てくれることが多いですね」

ネットを回すことが全てではない。人と人のつながりのなかで広がっていく告知のほうが、実際の来場につながっている、というのです。

「主語が自分になる」と、告知は広がる

小川さんが大切にしているのは、口コミの「広がり方」を肌で感じながら動くことです。

「自分が関わっているところに、こういうのに関わっていますと伝えに行くと、僕を知っている人が僕伝てに発信してくれるんです。『このジャズ祭りでキャンドルを灯すの、オガワちゃんが関わってるんだよ』って、お店側が言ってくれる」

ポスターに「キャンドル」の文字が一切なくても、情報は広まる。告知の主語が「自分」になることで、ただのお知らせが、信頼を伴った口コミに変わっていきます。

「闇雲に声をかけるよりも、一枚一枚の価値を高められる。これは、人と人との関わり合いのなかで学べることが大きいですね」

ポスターは、「店の外」に貼ってくれる店を見る

では、どんなお店が協力してくれるのか。小川さんには、長年の経験から見えてきた目印があります。

「店の外側に貼ってくれるところは、すごく協力的だなという印象があります。店の外だと、歩いている人も目にするじゃないですか。通行人が見て目を引くところに貼ってくれるお店は、広がりが大きいんです」

深く付き合いのないお店でも、活動の思いを伝えると、店の外にポスターを貼ってくれることがある。そういうお店は、内容をちゃんと理解してくれている証だといいます。

「上に確認します」は、たいてい難しい

逆に、うまくいきにくいパターンもあります。

「大手の有名店、車を展示するようなところは、貼る場所はたくさんあるんです。でも『ちょっと上の判断で』『預かっておきますが、貼れるか分かりません』と言われるところは、たいていうまくいかないですね」

一方で、同じ大手でも結果が違うのがコンビニです。

「コンビニは店長判断で『協力します』ができたりする。ただ、店舗によって全然違います。地元出身で理解のあるオーナーさんはすぐ貼ってくれる。逆にパートさんが『上に確認します』というところは、ほぼ難しいですね。結局、オーナー次第なんです」

決定権が現場にあるか、上にあるか。そこを見極めることが、無駄足を減らすコツになります。

「みんなが使う場所」は、有料のことも

誰もが利用する場所なら告知に最適——と思いきや、そうとも限りません。

「郵便局は、みんなが利用するところだからこそ頼まれやすい。だから掲示にお金を取る仕組みができていて、頼むと料金表を渡されます。銀行や信用金庫も、外には貼ってくれない。『内部で貼っておきますね』という言われ方をされます。駅も基本は有料ですね」

ただし、ここでも「思い」が効く場面があります。

「駅でも、僕らの思いが伝わると、協力という形で料金を取らないケースもあります。アースアワーのときは、デジタルサイネージにも協力してもらいました。未来に向けて何に取り組んでいるか、その思いがどう伝わるか。そこが大きいと思います」

だから、商店街と神社がポイントになる

こうした経験は、一つの方針に行き着きます。地元民が通り、使う場所を重点的に押さえること。

「みんなが利用するところで、地元民が多いお店はオーナー次第。大きい会社ほど難しいけれど、商店街のお店は思いを伝えれば協力してくれることが多い」

そして、神社もまた心強い場所です。

「神社には掲示板や壁があることが多いですし、参拝者も絡んでくる話なので、告知には協力的だと受け止めています。『ここの企業が応援しているなら』と、応援が応援を呼びやすいんですね」

あなたの告知を、「人の力」で広げます

ポスター一枚をどこに貼るか。その積み重ねが、地域での認知をつくっていきます。

「神社に火を灯せ」では、協賛サポーター・小川貴之が、告知協力の集め方から人とのつながりの育て方まで、現場目線でご相談に乗ります。

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小川 貴之

協賛サポーター

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