
開発版サンプル
このページは「灯した記録」がどのような記録になるかをお見せするための架空の事例です。 イベント・団体・数値・地点はすべて実在しません。 実際の活動の記録は、主催者の方への取材をもとに順次公開していきます。
灯り奉納
商店街の外れにある小さな神社で、地域の親子と一夜だけの灯りをともした記録。ひとりの「立ち話」から始まった企画が、6つの団体と230人を動かすまで。
開催の目的
夜は人気のない神社の参道に、子どもたちが安心して集まれる時間をつくる。そして地域の大人たちが「自分たちの神社で何かできる」と思えるきっかけにする。
参加者数
230人
主催者申告子どもの参加
80人
推定ボランティア
12人
資料確認済み協力団体
6団体
一
はじまりは、実行委員長が氏子総代のひとりと交わした立ち話だった。「夜の境内、もったいないですよね」。返ってきたのは「宮司さん次第だね」という一言。ここから宮司への正式な相談までに、2か月かかっている。 その2か月のあいだに、委員長は会う人ごとに構想を話して回った。商店街の会長、小学校のPTA会長、市の生涯学習課。声をかけたのは10件、うち3件には断られた。それでも断った相手の1人が「それなら」と別の人を紹介してくれ、その紹介が後にボランティアの半数を連れてくることになる。 協力してくれた人には共通点があった。「前から、あの神社の静けさがもったいないと思っていた」。企画が良かったのではなく、同じことを感じていた人を見つけて回ったのだ——と委員長は振り返る。
開催6か月前
氏子総代に立ち話で相談。「宮司さん次第」との返事をもらう
開催5か月前
商店街会長・PTA会長・市生涯学習課へ構想を話して回る(10件中3件は断られる)
開催4か月前
宮司へ正式に相談。境内の使用と「奉納」としての位置づけを許可される
二
当日は夕方から小雨。それでも17時の受付開始には、境内に親子連れが集まりはじめた。子どもたちは社務所の軒下で紙コップのホルダーに絵を描き、参道の両脇にひとつずつ並べていく。 18時、宮司の合図ですべての灯りに火が入った。ふだんは真っ暗な参道が、鳥居から拝殿までやわらかい光の道になる。「この景色は、私が子どもの頃の祭りの晩以来です」。宮司のこの一言は、いまも実行委員のあいだで語り草になっている。 想定外だったのは、駅と反対側の住宅地からの来場が多かったこと。チラシを重点配布した学区よりも、当日にSNSを見て来た近隣の家族が目立った。
通常時
開催当日横浜市金沢区 約50世帯 資料確認済み
横須賀市
三
イベントの翌週、商店街の会長から電話があった。「来年は、うちの通りにも灯りを延ばせないか」。PTAからは読み聞かせ会との合同開催の相談。市の担当者からは、別の地区の町内会を紹介したいという申し出。 一夜のイベントそのものより、そのあとに残ったこの「相談の続き」こそが成果だったと実行委員会は考えている。神社と商店街のあいだには、月に一度の情報交換の場が生まれ、いまも続いている。
PEOPLE
主催
宮の森キャンドルナイト実行委員会(架空)
会場提供
宮の森神社(架空)
出演
灯りの造形作家(架空)
協力
宮の森駅前商店街振興組合(架空)、宮の森町内会 青年部(架空)、市立宮の森小学校PTA(架空)
後援
市生涯学習課(架空)
RELATED
チラシ配布
1,000枚
主催者申告アンケート回答
記録なし
未確認数値が確認できていない項目は、推測せず「記録なし」としています。
開催3か月前
断られた相手からの紹介で、灯りの造形作家と町内会青年部につながる
開催2か月前
小学校3校へ案内チラシの配布を依頼。市の後援名義を取得
開催1か月前
金沢区内へチラシ1,000枚をポスティング。商店街10店舗にポスター掲示
開催2週間前
SNSで準備の様子を発信開始。これを見たボランティア4人が合流
開催当日
小雨のなか開催。17時受付、18時点灯、20時閉会
開催1週間後
協力先へ当日の写真を添えて御礼まわり。断られた相手にも送る
開催1か月後
商店街から「来年は通りにも灯りを」と次回拡張の相談。定例の情報交換が始まる
氏子総代・宮司
立ち話→正式相談(最初の相談から許可まで約2か月) 主催者申告
金沢区内の小学校3校
案内チラシの配布依頼(各校経由で全児童へ(1校は一部学年のみ)) 主催者申告
宮の森駅前商店街の10店舗
ポスター掲示依頼(8店舗が掲示) 記憶ベース
金沢区内の住宅地
チラシのポスティング(1,000枚) 主催者申告
市の生涯学習課
後援名義の申請(後援を取得。別地区の紹介にもつながった) 資料確認済み
SNS(Instagram)
準備の様子の発信(開催2週間前から6回投稿) 資料確認済み
会場と、告知や協力依頼で関わった場所です。
会場:宮の森神社(架空)(開催会場。鳥居から拝殿までの参道に灯りを並べた)
学校:市立宮の森小学校(架空)(全児童へチラシ配布)、市立浜辺小学校(架空)(全児童へチラシ配布)、市立丘の上小学校(架空)(配布依頼が遅く、一部学年のみ)
商店街:宮の森駅前商店街(架空)(10店舗中8店舗がポスター掲示。当日の誘導にも協力)
公共施設:金沢区民センター(架空)(チラシ設置)
協力団体:宮の森町内会館(架空)(青年部がボランティアの半数を担った)
アーティスト拠点:灯りの造形作家アトリエ(架空)(断られた相手からの紹介でつながった)
東京都内 8人 資料確認済み
駅と反対側の住宅地からの来場が想定より多かった 記憶ベース
ここに挙げた参加地域は、アンケートや申込情報などで確認できたものです。 告知を行った地域(一章)とは分けて記録しており、告知が参加につながったかどうかの断定はしていません。
SOURCES
情報のもとにしたもの
情報の確かさの示し方
この記録では、すべての情報を同じ確かさとして扱わず、資料確認済み・主催者申告・記憶ベース・推定・未確認の区分を添えています。記憶にもとづく情報や推定は、事実と区別してお読みください。
最終更新:2026年7月10日