協賛
地域で何か活動を始めたいとき、多くの人は「どこに行けば、同じ志の人に会えるんだろう」と探し方に悩みます。協賛サポーターの小川貴之さんに、イベントや交流会をどう見つけてきたのかを尋ねると、返ってきたのは少し意外な答えでした。
「自分から探すというより、我々の活動に興味を持ってくれた人に誘われると、そういう交流会や活動に参加しやすいですね」
がむしゃらに情報を集めて飛び込むのではなく、自分たちの活動に関心を寄せてくれた人とのつながりから、自然と次の場所が広がっていく。その入り口を、小川さんは大切にしています。
では、どんな人となら志を共にしやすいのか。小川さんには一つの実感があります。
「清掃活動って、後始末を大切にする人たちが集まる活動だと思っているんです。だからそういう人とは、心を共にしやすいという思いがあります」
何を一緒にやるかの前に、どんな価値観の人が集まる場なのか。後始末を大切にする——そんな共通項が、長く続く関係の土台になっていく、という見方です。
そもそも、小川さんの活動はどう動き出したのか。きっかけは、壮大な理念ではなく、ごく身近な気持ちでした。
「まずは、僕の地元を大切にしてくれている人に恩返しをしよう。そういう思いから、いろんな活動に協力していくようになりました。キャンドルも、僕の地元でキャンドルを灯してくれた人がいたから、その活動をしている地域に貢献するために始めたんです」
やがて、地元最大級のお祭りを支えている実行委員の多くが、実は地元以外の人たちだと気づきます。
「そんなに我々の地元を支えてくれるんだったら、自分は地元民なんだから動かないといけないな、と。自分が地元でできることは地元でやろうという思いで参加しました」
外から地元を応援してくれる人がいる。だからこそ、地元の自分が動く——その順番が、活動の原点になっています。
これから動き出したい人にとって、ここには大事なヒントがあります。
最初から「自分はこれをやりたい」と旗を立てるより、まず地元で活動している人が誰なのかを知り、その場に参加してみる。すると、同じように地域を思う人とつながり、「あの人がやっているなら自分も」という活力も生まれていきます。
「呼ばれたら行く。地元以外のところでイベントをやりますよと言われても、行くとまた広がりができる。そうやって、人と人とのつながりを大切に活動しているという思いがあります」
一歩目は、大きな企画でなくていい。地元で灯っている小さな火に、まず会いに行くこと。そこから道はつながっていきます。
何かを始めたいけれど、どこから動けばいいか分からない——そんなときこそ、地域で長く活動してきた人の経験が役に立ちます。
「神社に火を灯せ」では、協賛サポーター・小川貴之が、活動の立ち上げから人とのつながりの広げ方まで、現場目線でご相談に乗ります。まずは気軽にお声がけください。